【みっちー】元看護師がセカコイをみた感想【泣ける】
なにわ男子・道枝駿佑くん×福本莉子ちゃん主演の『今夜、世界からこの恋が消えても』、通称セカコイが興行収入10億円突破!
元看護師の私がセカコイを見た感想を今日は綴りたいと思います!
なにわ男子・道枝駿佑×福本莉子主演『セカコイ』興収10億円を突破 “観た人は涙する”場面カットも公開 | ORICON NEWS
いや~セカコイ、泣けました・・。ほんとバスタオル必須かもしれないです。
(以下一部ネタバレを含みますので、まだご覧になっていない方はご注意くださいね^^)
莉子ちゃんが患った「前向性健忘」って?
莉子ちゃんが演じたヒロイン真織は眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患っています。
そのため毎朝日記をみて、記憶のない期間の出来事を頭に入れてから1日が始まります。
私は長年看護師をしており、この前向性健忘の患者さんとお会いしたことはありませんが、色々な原因で脳に障害がある患者さんと関わることは多くありました。その中で記憶を無くしてしまう方もいらっしゃいました。
なので「忘れてしまう」事実と向き合い、真織の日記が楽しい出来事で溢れるようみっちー演じる透が毎日彼女との時間をとても大切にしていた姿は、そういった患者さんたちへの気持ちと重なり、胸を打つものがありました。
大切な人が居なくなっても 自分の心の中で生きている
また、私は看護師として沢山の看取りを経験してきました。看護師という立場であっても、何度経験してもお別れの瞬間ってとても悲しいです。
でも、私はそういった経験を繰り返していく中で、ある時ふと気づいたことがあります。それは、「亡くなった人たちって私の心の中で生きてるんだ」ということです。
この映画の大切なラストシーンの一つである莉子ちゃん演じる真織が透の絵を描く姿は、記憶が無くても心や身体のどこかでは覚えていて、大切な人はいつまでも自分の中で生き続けているというメッセージを伝えてくれています。
自分の看護師として学んだことと重なって、透くんが亡くなったという事実は悲しいものだけれども、決して悲観せず美しい映像とともの前向きに終わるラストは、どこか清々しさを感じました。
全ての人に見てほしい映画
もちろん主演の美しいお二人を眺める、綺麗な映像と音楽を楽しむだけでも満足なのですが、それ以上に見た人すべてに大切なことを教えてくれるすてきな映画だと思います。
ぜひ映画館に足を運んでみてくださいね^^